日経平均がついつい戻ってきがちな株価水準に関する一考察
過去60日間の日経平均(R4.4.20~R4.7.19)を集計した結果、下記の通り、心地の良い価格帯をあぶり出した。分析対象を60日に設定したのは、タートルがブレイクアウトの日数を60日に定めたことによる。
1.集計データ(100円未満切り捨て)
データ数 60
平均値 26715
標準偏差 575.0
中央値 26600
最頻値 26400
最大値 28200
最小値 25700
値 幅 2500
2.価格帯別の割合(価格・度数・%)
25500 0(0%)
25600 0(0%)
25700 2(3.3%)誤差
25800 0(0%)
25900 2(3.3%)底値 ←①買いのポイント
26000 0(0%)
26100 5(8.3%)①心地よい価格帯 ←②買いのポイント
26200 2(3.3%)②心地よい価格帯
26300 5(8.3%)③心地よい価格帯
26400 7(11.7%)④心地よい価格帯 ←最頻値
26500 3(5%)⑤心地よい価格帯
26600 5(8.3%)⑥心地よい価格帯 ←中央値
26700 5(8.3%)⑦心地よい価格帯 ←平均値
26800 5(8.3%)⑧心地よい価格帯
26900 3(5%)⑨心地よい価格帯
27000 3(5%)⑩心地よい価格帯
27100 1(1.7%)
27200 2(3.3%)
27300 1(1.7%)
27400 2(3.3%) ←①売りのポイント
27500 1(1.7%)高値
27600 0(0%)
27700 1(1.7%)
27800 1(1.7%)
27900 2(3.3%) ←②売りのポイント
28000 0(0%)天井
28100 0日(0%)
28200 2日(3.3%)誤差
28300 0日(0%)
28400 0日(0%)
28500 0日(0%)
3.考察
日経平均の動きの特徴として、遅かれ早かれ必ず「心地よい価格帯」に戻ろうとする傾向が見られる。60日間のうち7割以上、26100~27000円のどこかにいる。それゆえ、そこから離れたときに「戻ってくる」ことを前提に買い(又は売り)を入れれば高い勝率を期待することができる、…はず。